建設業の中小企業M&Aを事業承継型でコンサルティングを行う岡田です。
今、数名の従業員で経営しているような中小の建設会社にも、事業売却のチャンスが生まれています。
「自分も歳をとったし、そろそろ後々のことを考えておきたい」と考えておられる社長には従業員と社長のために、まずこのチャンスに気づいていただきたいと思っています。
建設業の中小企業のM&Aコンサルティングには私の「思い」があります。
12年間、建設業に特化して関わっています
私は、大学を卒業してから資材メーカーでサラリーマン生活を始めました。
12年間、建設業と関わり続けています。
資材メーカーとして、建設現場で職人さんと作業することから始まった建設業との関わりですが、1回の独立を経た後、建設会社経営者のお金の悩みをコンサルティングする会社に入社しました。
さまざまな悩みの解決に打ち込みましたが、事業承継・財務改善・相続・人事といったことの悩みに、数多く触れてきました。
しかし、その会社で提案できる解決策は、主として保険の導入。新卒から建設業に関わり、現場も知っている私としては、もっと有効な打ち手を選択したいことも本音ではありました。
「あらゆる選択肢から、ベストな解決策を提案したい」と考えるようになったのも自然な流れだったと思います。
そして、私の思い入れがある建設業界に特化したコンサルティング会社を立ち上げました。
得意分野は、事業承継、相続対策、財務改善など色々とありますが、なかでも中小企業のM&Aに注力しています。
建設業の中小企業のM&Aに注力し始めるのには、とあるきっかけがありました。
とある建設会社の社長との出会い
そのきっかけをつくってくれたのは、コンクリート工事を手がけるフロアエージェントの社長・又吉さんです。サラリーマン時代のお客様でした。建設職人甲子園の理事を一緒に勤めた時期もあります。一緒に、建設業界の未来を語り合ったことを覚えています。
語らうなかで、建設会社のM&A事業は、中小の建設会社こそが必要としているのに、高い手数料をとれないから手つかずとなっていることについて、問題意識が強くなっていきました。このままでは、中小の建設会社は高齢化で次々に廃業をしてしまいます。日本の建設業界から貴重な技術・人材が失われてしまう・・・・・・。
一方で、私の周りに数多くいる30代40代の建設会社の社長は、日本の発展を担ってきた建設会社から技術や人材を継承したいと思っていることを知っています。
「誰かがM&Aによるバトンタッチを手伝わなくては」
日に日に、私の思いは強くなるばかりでした。
そんなとき、又吉さんが建設業界のビジネスマッチングを仲介する「建設ビレッジ」を立ち上げました。
この仕組みを活かせば、高い手数料を払うことのできない中小の建設会社でも、M&A候補として手を挙げられます。又吉さんに早速話をしたところ、快諾いただきました。
建設業界での、たくさんの出会いが今の事業を支えてくれています。
60代半ばあたりから次のことを考えはじめるけれど・・・・・・
M&Aというと、テレビを賑わせる大型案件を思い浮かべる方が少なくありません。
しかし、数名の従業員で経営している会社にもM&Aの機会が巡ってきています。
みなさんが可能性に気づいて、手を挙げれば買い手がつく状況です。この1,2年で大きく変わりました。
しかし、60代半ばあたりから事業のことを社長が考えはじめるものの、M&Aの機会を私たちがまだ伝えきれていません。それを知っているのは100社あれば1,2社というのが私の肌感。ですので、多くの社長が高齢にともなって廃業を選択してしまっているのです。
特に、電気工事や設備工事など技術者を抱えている建設会社さんは、手を挙げればバトンタッチする先がすぐに見つかります。それほど、技術者不足は深刻なのです。
事業のこれからを、一緒になって考えます。
会社は単なる「道具」ではないと私は思っています。
社長の産みの苦しみを経た「子供」だと思います。
ですから、「売る」という選択は勇気がいることでしょう。
私たちは、建設業界のバトンタッチを目指しています。
だから、「売る」社長の立場になって、従業員と社長にとって幸せな方法を一緒に考えさせていただいています。一方で、「買う」社長の側にも立ち、M&Aの成功に向けて準備のお手伝いをしています。M&Aが成功すれば、無事、建設業界のバトンタッチ完了です。
廃業を選択する前に、ほかの選択肢を模索してみませんか?今すぐのM&Aをオススメするようなことはありません。私たちが、これからを考えるうえでのアドバイザーとして、ご相談にのらせていただきます。